「やまくんやまくん、あのね、はすも冒険者になろうかなって!!思ってるの!」
「……急だね。冒険者って大変だよ?それに危険だし」
「うーん……わかってるけど、それでもやまくんみたいに人を助けたいなーって思うの!!」
「そっか、じゃあハスはもっと賢くならなきゃね」
「うっ……もしかして、お勉強?」
「さっきも言ったけど、冒険者はとっても危険なんだ。だから……」
「いつもの『はすのため』ってやつ?」
「そう、わかってるなら話は早いね。明日から頑張ってみようか?」
「うん!わたし、やまくんに恩返しするために頑張る!!!!」
「そんな理由だったの?」
「あっ、言っちゃった!!!!!」